建物を所有してスペースを借りだす事を商売にしている人にとっては、そこにテナントが入り、家賃を払ってくれなければ利益は出ません。
そのためにもサービスやセキュリティなどを充実させていきたいところですが、一つ一つの業務を違う会社に依頼していけば、手間や手続きがややこしくなっていくのは目に見えています。
たとえば、常駐する警備員をAという警備会社に依頼し、ビル内の掃除はBという清掃会社に依頼し、どんどん会社を増やしてサービスを向上させていく事もできなくもないのですが、複数の会社が関わるようなトラブルが起こった時には、どこに話を聞けばいいのか、困ってしまうでしょう。
そんな時に、全部をまるごと一つの管理会社が請け負っているのなら、「とにかくここに聞けば大丈夫」とわかるので、ビルの所有者としては便利に違いありません。
そのメリットはテナント側にも言える事です。
管理している会社が一つとはっきり指定されていれば、借りているスペースの工事や、配管のトラブルが起こった時にも迷うことなく連絡をすることが出来ます。
そしてその会社が、そういった設備の改修や修繕も請け負えるところなら、わざわざ外部の業者に依頼する必要もないでしょう。
複数の会社や外部の業者が悪いわけではないのですが、ビルの事をより理解している会社にすべてをお願いできるのなら、何事もスムーズにいくのではないでしょうか。