近年、欧米では一般の金融機関においても情報管理のインフラとして導入が検討されはじめているのが、ブロックチェーンです。
もともとは仮想通貨であるビットコインの取引をするにあたって、謎の開発者によって考え出されたテクノロジーですが、これが非常によくできているとして、さまざまなインフラに活用できないかが検討されているところです。
そもそもビットコインの取引において登場したブロックチェーンは、すべての取引をブロックごとにまとめ、それを鎖状につなげた状態でデータを管理、さらには誰もが見られるように情報開示をすることができるという点で、これまでになかった新しいインフラといえます。
通常、お金の管理には中央銀行にあたる組織が目を光らせるのですが、ビットコインにはそうした機関がなく、そのために手数料が安く済むというメリットを生み出していました。
けれども、見張り役がいない通貨での取引となると不安が生じるのも事実ですが、情報をオープンにすることによって参加者全員で見張るというシステムを作り上げたのがすごいところです。
これがブロックチェーン・テクノロジーと呼ばれるもので、参加者が互いにつながっていることから、不正をする人物がいればすぐに見つかるという大きなメリットを生むことになったといえます。